第2回 エスパニョ〜ラ偏
2006.5.26 updated

3月7日 午前中の成田空港発のブリティッシュエアーで俺達はスペイン行きのトランジット地、ロンドンヒースロー空港目指して飛び立った。
メンバーは、俺、石田燿子ちゃん(ダーイシ)、YUKAちゃん、そしてうちのジャーマネ宮本、そして引率者?のバースデーソング山岸社長と団長のエミリオ!!
エミリオはなんと天下のNHKのスペイン語講座の先生なのだぞ〜〜!
こんなに愉快な男が先生でいいのかNHK〜(笑)!!

成田から約12時間でロンドン到着。
サンパウロに行く時のトランジット地、ニューヨークまでがちょうど12時間だったから、きっと今の飛行機の燃料満タン航続時間がそれくらいなんだろうなぁ…
5年前にバルセロナに行った時も同じヒースロー経由。
あの時は、12時間って、なんて長く辛い時間なんだろうと思った。
でも、あれから何度もサンパウロの片道30時間弱コースを経験してるから、
今回はぜんぜん長く感じなかった。
それどころかJAM の作曲&レコーディングでぼろ雑巾のようになっている俺には、12時間の空の旅は一瞬だった。
まさにひとっ飛び。(^▽^)v
で、ここだけの話、やっぱ海外の航空会社の機内食は日本人の口には合わない。 でも、完食!(笑)
そしてヒースロー空港で今回のツアーのもう1人の出演者、松澤由美ちゃんと
合流!! 松澤は現在、ロンドン在住。(^▽^)v
これで、スペインアニソン横断ツアー(笑)のメンバー全員集合。
これからの一週間を有意義な旅にするために 空港内のバーで乾杯!
もちろんロンドンなので俺はギネス。 にっ 苦い。( ̄― ̄;)
でも、良かったぁ… 実は俺、誰も信じないが人見知りで….(笑)
YUKAちゃん、ダーイシ、松澤だと、気を使わなくてすむから…(笑)
楽しい旅になりそう。(^▽^)v

さて、ふたたび機上の人に。
いざ、目的地グラナダへ。
そして到着した空港はマラガ。
昔、とんねるずのテレビ番組でタカさんと当時日テレの福澤アナウンサーが闘牛にチャレンジするとかって企画をやっていて、その舞台がここだったので、
マラガという地名はなんとなく覚えている。
ここも海が近い。
俺のあこがれの地、白いカディスは、きっとここから車で数時間で行けたりするのだろうなぁ……
ここでニューヨークから来たペルー人のエリカとドイツ人のチャーリーと合流。 今回、彼女達はダーイシのバックダンサーを努めてくれるのだ。
そしてなんと二人とも俺より背が低いのだ。 うれし〜〜〜(笑)
で、マラガから内地に向かって一時間、グラナダに到着。
まずはホテル、というか会員制の宿泊施設になっている元 修道院だった施設に到着。

で、長旅の疲れもなんのその。
初のグラナダに興奮したのか目が冴えてとてもじゃないけど眠れそうにない。
なので、近くにあるバーに直行!!
ちょうどイベントの運営スタッフが飲んでるってことで自己紹介。
で、さっそく人見知りのくせに(笑)盛り上がりまくり。(^▽^)v

中でも、スタッフのラファと意気投合。
片っ端からスパニッシュカクテルを飲みまくり酔いまくり….
そして、真夜中、ラファ達とぐでんぐでんに酔っぱらってグラナダの街を徘徊。(笑)10分ほど歩いたところにあるコロンブスの銅像の前で真夜中の記念撮影。

かなり怪しい集団……
俺が警察官だったらぜったいに職質だな。(笑)
夜到着してそのまま飲んだくれたので気づかなかったが、宿舎はかなりイキフンがソーナイス(^▽^)v
スペインでは、中庭(パティオ)の完成度を競い合う風習があり、どこの家もベランダの手すりや窓際に花を飾ったり庭に小さな池を作ったりと、庭作りには容赦がない。(笑)
そしてこのホテルもすべての部屋がパティオを囲むような作りになっていて、ロビーにパティオコンテストの表彰状が飾られるほどに、とても美しい!!

グラナダは古い街で、しかもヨーロッパとイスラムの文化がほどよく混ざり合った世界でも珍しい美しいところ。
ホテルの窓から見える景色も東京とはちがう。

グラナダでは結構時間もあり、観光したりショッピングしたりと仕事で来た事を忘れるほどのんびりしたよ。

で、女性陣はやっぱショッピング!! 買い物命!!(笑)
今や東京をはじめ世界中で大人気のZARA!
もともとスペインのブランドだってことも有り、日本より品揃えが豊富でしかも安いらしい。
いきなり彼女達に「影山さん、一時間くらいここにいるから、どこかで時間つぶしてて〜〜!!」って言われて….(笑) ( ̄へ ̄)凸
なので、裏道フェチの俺は1人でブラブラ。

スペインは日本と比べて日差しが強い。
日陰に入ると震えるほど寒く、日向に出ると真夏のように暑い。
なので、道行く人のファッションもおもしろい。
革ジャンにマフラーをした人とTシャツ一枚の人が一緒に歩いてる。
そしてグラナダの人達はみんなのんびりとしているように見えた。
少なくとも仕事漬けの俺より、ずっと人間らしく、そして幸福そうだ。

通訳さんいわく
「重い荷物を持ったおばあさんが歩いていたとして、東京で何人の人が声をかけるでしょうか??? グラナダでは100%に近い人が声をかけ手助けをすると思いますよ。」 そんなグラナダ。
そういえば東京でも1人でブラブラするなんてことないもんなぁ….
いい天気だなぁ…..(^▽^)v
夜、みんなでアルハムブラ宮殿に行った

すんげー神秘的な空間だった。
昔昔、この宮殿を支配していたアラブの王様が自分のお妃を見た人間を
一人残らず首をはねて処刑した…とか なんとか…
そんな話を聞いた事がある……
見ただけで…
むちゃくちゃやなぁ…… ( ̄Q ̄*)

そういえば海外旅行が大好きな田中のヒロボーに今まで行った所で一番奇麗だったのはどこだ??? って聞いたら、
ギリシャのミコノス島とアルハムブラ宮殿の中庭 って言ってたのを思いだした。
さて、今回のライブは生演奏。
スペイン人のバンドがバックをやってくれる。
なのでイベントの前々日から彼らのスタジオでリハーサル。
スタジオまではけっこう遠く、山あいを車で一時間くらい走った所にある。
途中、羊飼いの少年が羊を放牧させている光景を見つけ、
松澤は「あ〜〜〜これ、私のアンダルシアのイメージ!!」って…
エミリオが怒ってた…(笑)

ブラジルでもそうだったけど、リハーサルは気持ちを伝えるのが大変。
やっぱ言葉の壁は大きい。
でも、通じないことも含めてアタフタすることは楽しい。
東京じゃ、イライラすることはあってもアタフタしない。(笑)
今回のメンツ、いいね。
彼女達3人とも、好きなタイプ。(笑)
歌だよ 歌!(笑)
正直、プロっつっても酷いのが多いから…
こうやって訓練も行き届いてて(笑)、しかもしっかりと個性を持ってる人をみると嬉しい。

そしてイベントの前日。
イベントの成功を願ってみんなで「タコパーティー」をやるのが恒例だと。
とにかく「タコ」を食べまくって酒を飲んで盛り上がるのだ。

俺達も身体がタコになるかと思うくらいにタコを食べまくった。
エリカとチャーリーもたこを食べる。(誰かが、タコを食べる習慣の国は少ないとかなんとかって……??)
そして、ダーイシから教わった変な片言の日本語をしゃべりまくる。(笑)

明日はいいライブができそうだ。(^▽^)v
ライブ当日。
会場が4時入りで、バンドが6時に来たのには正直、驚いた……
でも、スタッフも焦らないし、怒らない….(笑)
なんとなく「まっ いいか!!」 スパニッシュスタイル。(笑)


まっ 海外と言えど、俺はやっぱ俺流で…. イッツオンリージャパニーズで(笑)
正直、なんで俺は海外なのに、いつもいつも日本語でこんなに堂々と歌ってるんだろう??….と思うこともあるが、地元のファンはみんな吹き替えソングじゃなく、オリジナルが聴きたいんだ。
日本と同じドラゴンボールの主題歌が聴きたいんだ。
そして、本番直前までいろんな事を考えていても、
ステージに上がると俺は突如吹っ切れて、
頭の中が真っ白になってただひたすら日本語で歌い叫ぶ。
日比谷の野音でも、台湾大学の体育館でも、そしてグラナダでも

そして、いつも 歌い終わったあと 来て良かったと思う。
グラナダ最高〜〜 アニソン最高〜〜(^▽^)v

グラナダのイベントの翌日、俺達は夜汽車で(笑)、バルセロナに向かった。
夜の9時に出て朝の9時に着く。 また12時間コース。(笑)

バルセロナは5年前に続いて生涯二度目。
バルセロナには大切な友達がいるんだ。 (^▽^)v
到着したバルセロナ駅の中に こんな店があったから写真を一枚撮った。
そしたら駅員に写真を撮るなと怒られた。(笑) へ〜んだ ( ̄へ ̄)凸

バルセロナはたった一泊。
観光をして、ライブをして、そして打ち上げもしなきゃならない。
超過密スケジュールだよ。(笑)
でも、ほんと 時間がないので観光はみんなでサグラダファミリアへ行き、真ん前のカフェレストランでパエリアを食べた。 それだけ(笑)
ライブの会場はラズマタズ。 (なんか日本にそんなバンドがいたような…)

スペイン最後のステージなのでみんなも張り切ってるよ。

全開バリバリ。 本日も日本語炸裂。(笑)

ライブ終了後、ホセ達のおすすめの店で打ち上げをやった。
俺達とスタッフ、バンド、そして5年前に俺が世話になったバルセロナのアニメファンのみんな。
ホセがエミリオに言うんだよ。
「影ちゃんのぶんは、俺達が払うから。」って!
去年、ホセとリディアが東京に来た時、
「今度 影ちゃんがバルセロナに来たら俺が御馳走するから。」って言ってたから。 律儀な奴なんだよ。(^▽^)v
でもね〜〜〜 こんなに早く、またスペインに来れるとは思わなかった。
だから、嬉しい〜〜〜。 でも、たった一日って、悲しい〜〜〜〜(笑)
そして思ったね。
俺にはバルセロナに友達がいる。

大阪や下関や博多にいるように、バルセロナにもホセとリディアやマドリッドから来てくれたダニーがいる。
そうそう、忘れちゃいけない サンパウロにはヒカルド達がいる。
台湾には陳君達がいる。
ジャパニメーションのおかげで、ドラゴンボールのおかげで、俺が心を許せる友達で地球を一週できちゃうよ。(笑)

ホテルへの帰り道は、タクシーじゃなく、ホセが車で送ってくれた。
今度はいつ会えるんだろうね〜〜〜〜(^▽^)v
ダニーは今は、パリの大学に留学中。
今度は、マドリッドに行ってみたいな〜〜。
で、レアルマドリーとバルセロナの試合を生で見たい。(笑)

今回のまとめ。
やっぱ 日本のアニメってすごいよ。
世界中のみんなにとてつもなく愛されているよ。
チャラヘッチャラは世界共通のハッピーソングだよ。
国と国との関係は難しい。
日本のように大きな戦争の当事者だった国は余計に近隣諸国との関係改善は大変だと思う。
たくさんの壁や障害が有ると思う。
でも、仲良くしなきゃ……
国と国が無理なら人と人がすればいい。
そういう意味でジャパニメーションは最高の架け橋になれると思う。
水木さんも言ってるように、日本が世界に誇れる素晴らしい文化だと思うし。
俺達はその恩恵を受け音楽活動を続けられるわけだし、
今回のように海外の色々な国から招待されるのだから。
やっぱ、力いっぱい歌って、みんなをハッピーにさせなきゃ意味ない!!
そう心から思う。
どうやら近々、俺は遠藤とともに韓国で歌う事になりそうだ。
俺は韓国という国が大好きなんだ。
スポーツ、映画。 あのガッツ。 そして人情に厚い人達。
日本が今、一番仲良くしなきゃならない、最高のパートナーになり得る隣の国、韓国。
俺や遠藤が歌う事で少しでも近くなれれば嬉しい。(^▽^)v
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